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蛍と散歩

  • 執筆者の写真: 事務1 益城なかぞのクリニック
    事務1 益城なかぞのクリニック
  • 6月19日
  • 読了時間: 2分

みなさんは初夏の風物詩と言えばどんなものを思い浮かべますか?

梅雨 アジサイ 新緑を思い浮かべる人もいるかもしれませんが私は蛍です。

熊本でも5月下旬から6月上旬まで蛍がみられるスポットが数多くあります。

益城町にも自然が多く水が綺麗なおかげで蛍が飛んでいる場所があります。


5月下旬、近所の田んぼ近くの小川に友人の子供たちと蛍を観に行きました。

田んぼ近くの小川にはカラムシの葉っぱがおいしげっています。

小川近くのカラムシの葉っぱの上に淡く光を放つ蛍がいました。

最初は1~2匹しかいなかった蛍が時間の経過とともに徐々に増えていきます。

田んぼの周りの畑にも蛍が何匹か飛び始めました。

淡く光っている蛍はずっと光っているわけではなく光ったり休憩したり繰り返していました。初めて観る蛍を捕まえようと子供たちは飛んでいる蛍を必死に追いかけていました。

ゆっくり飛んでいる蛍の横で子供たちが歩いている姿は、まるで蛍と散歩しているようでした。

蛍も人を警戒することなく子供の洋服に止まっていました。

その姿を観て、30年以上前の子供の頃を思い出しました。初めて光る蛍の姿を見た時は心がときめいて嬉しさのあまり蛍を持って帰りました。今では懐かしい思い出です。


友人の子供がみんなを驚かせようと、7匹くらい手の中に集めた蛍を子供の目の前でぱっと放してくれました。

「花火みたいできれいだね」と子供たち同士で喜んでいました。

子供ながらに相手を喜ばせようとする気持ちに大人の私も嬉しくなりました。

小さな光が色んな方向に飛ぶ姿に心が癒されました。

来年も子供たちと一緒に蛍を観に行きたいと思います。

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